障がい者グループホームを利用できるのは、一般的には18歳からとされています。これは、成人としての自立生活支援という目的に沿ったものです。
ただし、例外的なケースもあって、市町村が適切と判断した場合において、15歳以上であれば条件付きで入居が認められることもあります。あくまでも稀なケースで、18歳以下で入居する場合は、児童相談所と市町村の障がい福祉課が個々の状況を慎重に検討して判断を下すことになります。
障がい者グループホームを利用でき年齢の上限は、原則65歳未満まで、または65歳になる前に障がい福祉サービスを利用していた場合に限られます。
65歳以上になると、原則介護保険サービスへの移行が求められますが、介護保険では障がい者グループホームに相当するサービスがないことから、多くの場合継続利用が可能となります。
高齢者が障がい者グループホームを利用するにあたり、いろいろな問題も起きています。そのひとつが、グループホームでの看取り問題です。障がい者グループホームの利用者にとって、65歳という年齢は重要な転換点となります。
障がい者グループホームを選ぶときには、自分に合ったホームを見つけることが何よりも重要です。
障がい者グループホームの需要は高くて空きがあまりない状況ですが、入居を決めるための選び方としては、資料請求だけでなく実際に現地に見学に出向いて、立地や施設内の設備、共有スペースと個人部屋への導線などを確認してみましょう、
そのうえで、自分が快適に住み続けられるかをよく考えて、家や職場などへの移動のしやすさなども実際に試してみるのをおすすめします。